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ロケットダイブにつづく、シングル。hide曰く、「ロケットダイブでは、前向きに、やっちゃいな!っていってたんだけれども、でも、必ずしもいつも、うまくいくわけでなくって、うまくいかないときだってある、っていうことを、かきたかった。」とのこと。 それは、それで、とっても、なんだろう、「やりっぱなし」っていうか、「やっちゃえよ。」って、短に、無責任なことを言い放ちっぱなしにしないそんな、hideの一面が見えて好きな曲なんだけれども、とても、面白いのが、この詞が、物語になっていること。 主人公をクモにみたてています。自分の巣のなかが、世界のすべてだと、思いこんでいたそのクモは、いつしか、「こんなもんだろう?」というふうに、おもうようになってしまっていた。ところが、ふとしたきっかけで、自分も、空をとんでみたいとおもい、巣にかかった蝶の羽根をつかって、広広とした空へと、はばたこうとする。が、しかし、借り物の翼ではとべるわけがなく、失敗する。あらためて、自分のジェットをつかって、今度は自分のちからで、とんでみよう。 という、そういう内容。自分におきかえてみたら、とっても、胸にぐっとくるお話でした。「こんなもんだろう。」っておもうときだって、たまにあるし、でも、やっぱ、ちがう。自分も大きくはばたきたいっていうのが、本音だったりして。でもね、自分には「羽根」、実力でもいい、才能でもいい、そんなんがないから、他人の「羽根」をつかって、飛び立とうってしちゃう。世にいう、「コネ」だったり、今は昔となってしまった「資格」だったり、でも、結局、そんなんじゃ、とべないんだよね。実力や才能は自分には、今はないかもしれない。でも、今、俺には努力をするっていう、羽根をおおきくする力は持っているのだから。 でもね、あこがれだけで、空に飛んでいきたいって、とってもおもっているけれども、空には、いったい何があるんだろうね。それを、蝶が、教えてくれている感がある。なんだろう、別に、思いあがっているわけじゃないけれども、俺の今のこの生活を見て、自分の信じる道に向かって、一直線に、世間の波に流されないように好き勝手やれているのを見て、「幸せだよ。」っていうひとも、いるんだけれども、そういうこっちゃないんだよね。俺にしてみたら。こんな生活している分、つらいことだって、たくさんあるし、回りを気にしていないって言ったって、結局、それだけじゃ、生きていけない。自由に飛んでいるように見えるのかもしれないけれども、本当は、誰かの手の上で、あがったり、さがったり、風が吹けばながされていくような、蝶といっしょなんだな。って、感じたりもする。結局、自分が目指して、空へ昇っていってはいるけれども、空へ昇っていったところで、今度は、空っていう、世界の構成要素、たんなる、歯車にしかなれないんじゃないのかな。って、思ってみたりもする。 この話、PINK CLOUD ASSEMBLYという曲に、つづいています。この歌で、最後に飛び立った、そのクモは、いったいどうなったのか。 それでも、やっぱり、自分は自分でありたいから、俺は自分の羽根で、これからも、飛び立っていきたいって思うんです。
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PINK SPIDER:hide words & music: hide
君は 嘘の糸張りめぐらし 小さな世界 全てだと思ってた 近づくものは なんでも傷つけて 君は 空が四角いと思ってた
「これが全て・・・ どうせこんなもんだろう?」 君は言った・・・ それも嘘さ・・・
ケバケバしい 君の模様が寂しそうで 極楽鳥が 珍しく話しかけた
「蝶の羽根いただいて こっち来いよ」 「向こうでは 思い通りさ」
ピンク スパイダー 「行きたいなぁ」 ピンク スパイダー 「翼が欲しい・・・」
捕らえた蝶の 命乞い聞かず 君は空を睨む 「傷つけたのは 憎いからじゃない 僕には羽根が無く あの空が 高すぎたから・・・」
「私の翼を使うがいいわ スパイダー 飛び続けるつらさを知らないあなたも いつか気が付く事でしょう 自分が誰かの手の中でしか飛んでいなかった事に そして、それを自由なんて呼んでいた事にも・・・」
借り物の翼では うまく飛べず まっさかさま 墜落してゆく
ピンク スパイダー 「もうダメだ」 ピンク スパイダー 「空は見えるのに・・・」 ピンク スパイダー 「失敗だぁ」 ピンク スパイダー 「翼が欲しい・・・」
わずかに見えた あの空の向こう 鳥達は南へ 「もう一度飛ぼう この糸切り裂き 自らのジェットで あの雲が 通り過ぎたら・・・」
ピンク スパイダー 空は呼んでいる ピンク スパイダー ピンク スパイダー
桃色のくもが 空を流れる・・・ (To be continued....)
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